出会い系サイトはパソコンやスマホを使って手軽に出会いが探せる大変便利なサービスなのですが、その利便性を悪用した詐欺行為はいまだ横行しており、現在も被害に遭っている方が後を絶ちません。

出会い系サイトにおける詐欺行為と言えばサクラサイトが有名ですが、ほかにも利用者から強引に料金を騙し取ろうとする卑劣な詐欺行為があります。

それが、架空請求や不当請求と呼ばれるものです。

一度、架空請求や不当請求に応じてしまうと、さらに不正な請求を受けることもありますので、正しい知識を身につけて正しく対処することが必要になります。

この記事では、出会い系サイトにおける架空請求・不当請求とはどのようなものか?そして、正しい対処法についてまとめています。

架空請求と不当請求の違い

架空請求と不当請求…どちらも利用者から料金を騙し取る詐欺行為には違いありませんが、内容的には若干の違いがありますので、まずはそれぞれの内容について見ていきましょう。

出会い系サイトでの架空請求とは

悪質な出会い系サイトから受ける架空請求とは、サイト内の機能やサービスを利用していないにもかかわらず、あたかも利用したかのように見せかけて一方的に請求してくる詐欺になります。

具体的には、プロフィールの閲覧やメールの送信さらには連絡先の交換といった行為をまったく行っていないのに、サイトの利用料といった項目で請求される形になります。

出会い系サイトでの不当請求とは

悪質な出会い系サイトから受ける不当請求とは、サイト内の機能やサービスを利用した事実はあるものの、明示された料金とは違った法外な料金を一方的に請求してくる詐欺になります。

具体的には、アプローチのためのメール送信を1,000円分しか行っていないのに、メールの利用料として10,000円請求されると言った形になります。

架空請求と不当請求の対処法

架空請求と不当請求の対処法は、基本的には無視をして支払いに応じないことです。

「後々面倒なことになるのが恐いから支払ってしまおう…」「少額だから支払って請求から逃れよう…」と言った思いから支払いに応じてしまう人もいるようですが、それが架空請求や不当請求を行う者の狙いですから、絶対に支払いに応じてはいけません。

また、一度支払いに応じてしまうとさらに請求が繰り返される可能性もあるので、支払いに応じてはいけません。

そして、架空請求や不当請求を受けたからと言って、こちらから請求元に連絡してはいけません。

請求元に連絡してしまうと電話番号やプラベートのメールアドレスといった個人情報を相手に教えることになり、請求がエスカレートしてくる可能性もあります。

ですから、架空請求や不当請求を最小限にとどめるためにも、出会い系サイトに登録するメールアドレスはいつでも破棄できるフリーメールアドレスを利用するようにしましょう。

架空請求と不当請求の対処法は基本的には同じようになりますが、前述したようにそれぞれの内容には若干の違いがあります。

その違いとは、不当請求の場合は実際に機能やサービスを利用した事実があると言うこと…。

ですから、不当請求を受けた場合のことを想定して、実際に利用した機能やサービスと実際にかかるはずの費用を独自に記録しておく事も大切になります。

しかし、いくら支払いに応じなくてもいくら請求元に連絡をとらなくても、繰り返し請求してくるのが架空請求と不当請求です。

一方的に架空請求や不当請求が繰り返されたり、電話やプライベートなメールアドレスで執拗に請求を受けると精神的にもダメージを受けてしまいます。

そのようなときは、迷わず各地域にある消費生活センターに相談するようにしましょう。

架空請求や不当請求に遭わないようにするには

架空請求や不当請求を受けたとしても、それぞれの手口や内容を知り、正しく対処することができれば金銭的な被害を回避することができます。

しかし、できることなら架空請求や不当請求を受けたくはありませんよね。

では、どうすれば架空請求や不当請求を未然に防ぐことができるのでしょう?

料金システムや支払い方法を確認する

架空請求や不当請求による被害を未然に防ぐには、まずは利用するサイトの料金システムや実際にかかる費用そして支払い方法を確認することがポイントになります。

料金システムや料金を確認する際は、他のサイトと比較してみて高額な料金設定になっていないかなどの確認が必要になります。

そして、料金の支払いは完全前払いのサイトを利用するようにしましょう。

架空請求や不当請求は実際にサイトを利用した後に受けることがほとんどなので、後から追加で請求されることのないサイトを選ぶことが大切です。

もちろん、料金システムや支払い方法だけでなく、サイトの説明をはじめ利用規約や運営者情報などの確認は必ず行うようにしましょう。

運営実績が長く会員数の多いサイトを利用する

次に、ポイントになるのがサイトの運営実績と利用者数になります。

架空請求や不当請求を行う悪質なサイトは、クチコミや評価サイトなどを通して悪評が広がります。

そうなれば、当然利用者は集まりませんしサイト自体も自然と淘汰されてしまいます。

一方、健全な運営を続けているサイトであれば、利用者は一定数は保たれますし、優良なサイトになると会員数は増え続けますので、サイト自体も長く運営が続けられるようになるのです。

さいごに

架空請求や不当請求を受けてしまうと、人によっては強く動揺してしまい請求元に電話で確認してしまう事もあります。

しかし、そのような行為は相手に対して自分の電話番号を教えることになり、次は直接電話で請求を受ける可能性があるので請求元への連絡は厳禁です。

また、架空請求や不当請求に応じなければ問題が大きくなり、出会い系サイトの利用がバレるのではないかという思いで支払いに応じるケースもありますが、一度請求に応じてしまうとさらなる請求につながる可能性もあるので、正しい対処法を身につけておきましょう。